昨日、午前中に“めまいで、常にフワフワ感がしてフラフラして困っている”との問い合わせの電話がありました。当店のリピーターさんからの紹介でした。

午後にお越しになり問診で話を伺うと在宅で洋裁をしており、裁断では中腰になったり 縫物をしてると夢中になり俯いた姿勢が長時間続くらしく問診中の姿勢も背中が丸くなり猫背も見受けられ、首肩もかなり凝っているようでした。座っている間も上半身は前後左右に揺れ動きめまいもひどい様子でした。

座位で変化を体感しやすい肩・首への施術から始める。腕の各関節・捩じれを調整し肩を解した後、頚部斜角筋を緩めるため小胸筋へアプローチ。するとクライアントの女性に変化が、“気分が悪くなった”と言われ施術を一時中断。考えられる原因は頚部の筋肉が緩み血管が拡張し血流が良くなり脳の変化によるものと、いわゆる好転反応。(今までにも何度もありました。)

気分の回復を待って、自律神経へのアプローチ。慎重に様子を診ながら、前頭骨・後頭骨・蝶形骨の順に調整。脳脊髄液の循環を促すため頭蓋骨の拡張収縮の協調する施術。その後、立位でふらつきの変化の確認するもベッドから立ち上がるとふらつきがひどくなり すぐに座り込んでしまい立てない状態に。症状に変化が現れる。そのまま伏臥位になってもい頭蓋骨の調整で脊柱の捻じれ(重心軸)を整え中枢神経の働きを促す施術を行った後、再度 立位でふらつきを確認。今回はしっかり立てたものの僅かなふらつきを確認。仰臥位で上部頸椎を調整し神経伝達を整えた後 再検査、立位でふらつきを確認。僅かなふらつきも無くなりクライアントの女性の表情も明るくなる。

今回のクライアントの症状の原因(仮説)を考えてみました。

めまいと聞くと聴覚の三半規管の不調が先ず考えられます。電話で問い合わせがあった時には、私もそれを考えました。しかし来店され問診でクライアントの様子、表情、話の内容から脳の疲弊に因るもの判断。上に記したように自律神経へのアプローチから始めました。自律神経の乱れを整えふらつきの再検査、頭蓋骨からの骨格(重心軸)を整え再検査、上部頸椎からの神経伝達を整え再検査と三つのカテゴリーに分け施術・再検査をしました。

ふらつき(めまい)の原因として脳の疲弊に因り各器官から集められた情報を脳が処理しきれず命令の伝達にタイムラグが生じた事でめまい・ふらつきが起こったものと考えられる。例えば、遊園地でからくりハウスなどに入った後、出てきた時には少しの間平衡感覚を失いフラフラになったことは、誰もが体験したと思います。元気な脳であればすぐに正常に戻るが、この女性の場合は脳に疲弊があったため正常に戻れず、常にフラフラ感があったものと考えられる。

私が考える不調の原因5つのうちこの女性の場合4つ当てはまったことになるが、自律神経の乱れから自覚症状はないものの内蔵機能も低下していたと考えられる。頭蓋骨整体は、自律神経の働きを大きく促すので5項目の内蔵機能も向上します。

1 脳の疲れ・神経伝達の乱れ

2 脳脊髄液、血液、リンパなどの体液循環不良

3 体軸(重心軸)のズレ

4 骨格の捩じれ

5 内蔵機能の低下