流産の原因

流産の原因は現代の医学でも解明できていません。
流産の原因はお母さんの日常生活(運動・食生活・生活習慣)には
なく、胎児の染色体の問題であるとも言われていますが、本当に
そうでしょうか。やはり母体にも何らかの問題があると感じます。
その問題とは母体が妊娠を維持し胎児を育てるだけの力(元気)が
ないことだと考えます。流産の種類でも胎児に問題が関係するの
は、稽留流産。それ以外は母体に関係するものばかりです。

流産の種類

切迫流産
胎児が子宮内に留まっているが流産の危険性がある状態を指します。
この場合、薬などで抑えることはできないため、絶対安静が必要と
なります。場合によっては入院せざるを得ないときもあります。

稽留流産
胎児や受精卵がすでに子宮内で死亡していることを指し、そのまま
子宮内に留まっている状態を言い、症状などがあまり出ないため気が
付かないことが多いです。
治療として、自然に胎児や受精卵が出てくるのを待つか、手術し
なるケースもあります。

進行流産
出血が始まり子宮内の胎児や受精卵が外に出てくる状態を指し 子宮
口が開き、流産が始まり、完全流産へ進行します。

完全流産
子宮内の胎児や受精卵などすべてのものが出てしまうことを指します。
症状は陣痛のような激しい痛みや大量の出血を伴うことが多いです。
子宮内のものがすべて体外に出てしまえば、処置は必要ないですが
子宮が下の状態に戻る家庭で痛みを伴うケースがあります。

不全流産
完全流産のように子宮内にすべてのものが体外に排泄されず一部残った
状態を指します。
完全流産と同様に痛み、出血を伴います。
子宮内に残った内容物をきれいにする処置が必要となります。

化学流産
受精し妊娠検査役などで反応は出るが子宮内膜に着床しないケースを指
します。妊娠6週目(着床前)までに発生しやすいです。

流産防止の対策として
流産防止に関係するのはホルモン。胎児を育てる役目を担う胎盤は、卵
巣から分泌される黄体ホルモンと黄体ホルモンの影響を受ける子宮内膜
の機能が共に連携し妊娠を維持します。
そのホルモンバランスが崩れてしまうと子宮内膜の機能の低下につなが
り妊娠の維持、胎児の生育を中断してしまいます。
こうした機能低下の原因は冷えや運動不足による血行障害であることが
多いです。

不妊症に大きく関係するホルモン“プロラクチン”は出産後授乳させる
ため乳汁を促進させるホルモンなのですが、産後授乳期の赤ちゃんを育
てるため次の妊娠を抑制する働きもします。ただ、授乳期でもないのにこの
プロラクチンが高くなることがあるため不妊や流産につながる可能性が
あります。
プロラクチンが高くなる原因として
①長期の薬の服用
②下垂体の腫瘍などによる機能低下
③ストレスによる高プロラクチン血症
 ストレスにより自律神経が乱れホルモンバランスが崩れるため起こり
 ます

 妊娠初期はストレスを受けない穏やかな生活を送ることが大切です。